導入ガイド

プロバイダー導入ガイド

ツール別の設定手順やトラブルシューティングを見る。

プロバイダー導入ガイド/CC-Switch-CLI の使い方

CC-Switch-CLI の使い方

CC-Switch-CLIはコマンドライン用のプロバイダー(中継サービス)切り替えツールです。GUIのないサーバー環境やSSH接続先、あるいはClaude Code、Codex、Gemini CLI、OpenCode、OpenClawなどの間でプロバイダーを素早く切り替えたい方に適しています。

対象ユーザー

一般的なデスクトップユーザーであれば、まずはCC SwitchのGUI版を優先してご使用ください。すでにターミナル操作に慣れている方や、一括で設定を管理したい方は本ページをご参照ください。以下のコードブロックにはコマンドのみを記載しており、解説が一緒にコピーされるのを防ぐため、説明はブロックの外に記述しています。

インストールと起動

macOS / Linux ユーザーは公式ドキュメントに従ってインストールスクリプトまたは Releases のパッケージを使用できます。Windows ユーザーは Releases から該当する圧縮ファイルをダウンロードし、解凍後にそのディレクトリ内で実行することをおすすめします。

公式インストールスクリプト
curl -fsSL https://github.com/SaladDay/cc-switch-cli/releases/latest/download/install.sh | bash cc-switch

cc-switch と直接入力すると対話型インターフェースに入ります。メニューを確認したい初心者の方に適しています。直接目的の操作を実行したい場合は、以下の個別コマンドを使用してください。

環境の確認

確認項目確認方法理由
CC Switch または CLI 版がインストール済みか現在のターミナルで該当コマンドが認識されるか未インストールの状態では、すべての設定コマンドが失敗するため
対象の CLI がインストール済みかClaude Code、Codex、Gemini CLI などが単体で起動できるかCC-Switch-CLI は対象ツールを自動インストールしないため
プロバイダー情報が揃っているかBase URL、APIキー、モデル名を用意するCLI 設定には GUI のような入力補助がなく、1つでも欠けていると失敗しやすいため
まずはテスト用ディレクトリで検証する本番プロジェクトで直接一括切り替えを行わない設定に誤りがあった際、ロールバックしやすくするため
ローカル環境をまず確認する 以下のコマンドは、CC-Switch-CLI がどのツールを認識できているか、現在の Provider が何であるか、プロキシ状態が正常かを確認するために使用します。
環境確認コマンド
cc-switch env tools cc-switch env check cc-switch provider current cc-switch --app codex provider current

Provider コマンド

Provider は中継プロバイダーの設定を指します。Provider を追加する前に、まずプロバイダーの管理画面から Base URL、API キー、モデル名を用意してください。編集や切り替えを行う際は、事前に一覧表示コマンドで ID(番号)を確認します。

Provider の一覧・追加・編集
cc-switch provider list cc-switch provider add cc-switch provider edit <id> cc-switch provider fetch-models <id>
Provider の切り替えと接続テスト
cc-switch provider switch <id> cc-switch provider stream-check <id> cc-switch provider fetch-models <id>
< id> は、cc-switch provider list で表示された番号に置き換える必要があります。< id> という文字のまま実行しないでください。

アプリ別の管理

特定の対象ツールの設定のみを確認したい場合は、--app を付与できます。Claude Code、Codex、Gemini CLI を個別にトラブルシューティングする際に非常に役立ちます。

アプリ別に Provider を確認
cc-switch --app claude provider list cc-switch --app codex provider list cc-switch --app gemini provider list cc-switch --app opencode provider list cc-switch --app openclaw provider list
アプリ別に現在の Provider を確認
cc-switch --app claude provider current cc-switch --app codex provider current cc-switch --app gemini provider current

対象アプリと現在のプロバイダーに問題がないことを確認してから切り替えを実行します。切り替え完了後はターミナルを再起動し、対象ツールを使って最小限のテストプロンプトを送信してみます。

切り替え後の最小テスト
claude "Please reply only: Claude Code is active" codex "Please reply only: Codex is active" gemini "Please reply only: Gemini is active"

MCP の同期

すべての初心者に MCP の設定が必要なわけではありません。Claude Code、Codex、Gemini CLI ですでに MCP を利用しており、ツール間で設定を同期したい場合のみ対応してください。初回はまず TUI メニューに入って MCP 関連の項目を確認することをおすすめします。古いチュートリアルの高度なコマンドをそのままコピーして実行しないでください。

MCP 管理メニューの開始
cc-switch cc-switch --app codex

設定の手順・アプローチ

  1. 切り替え対象のツール(Claude Code、Codex、Gemini CLI、その他の CLI)を確認します。
  2. プロバイダーの管理画面から Base URL、API キー、モデル名を準備します。
  3. CC-Switch-CLI で Provider を追加または選択します。
  4. Provider を対象ツールに適用します。
  5. ターミナルを開き直した後、対象 CLI で最小限の質問を投げてテストします。
  6. 動作確認ができたら、同じ Provider を他の対象ツールにも適用します。
利用シーン推奨アプローチ
ローカルのデスクトップ環境CC Switch の GUI 版を優先。入力項目やステータスが直感的に確認できます
リモートサーバー / SSHCC-Switch-CLI を使用。操作前に最新バージョンのコマンド体系を確認してください
一括設定切り替えまずはテストプロジェクトで動作を確認してから本番環境に適用します
複数人でのマシン共用共有設定に自身の API キーを書き込まないようにし、設定ファイルの適用スコープを事前に確認します

初心者向けトラブルシューティング

現象優先確認事項解決策
Command not found(コマンドが見つからない)インストール済みか、環境変数 PATH に追加されているかターミナルを開き直すか、公式インストール手順に戻って配置場所を確認します
切り替え後も対象ツールに反映されないターミナルを開き直したか、正しい対象ツールが選択されているか現在のターミナルウィンドウを閉じて開き直し、再度テストを実行します
401 / Unauthorized(認証エラー)API キーが完全に入力されているか、期限切れになっていないか前後に余計な空白が入らないよう注意して、再度 API キーをコピー&ペーストします
model not found(モデルが見つからない)管理画面のモデル名と完全に一致しているかプロバイダーのモデル一覧を確認し、正確に再入力します
コマンドライン操作では、古いチュートリアルのコマンドをそのままコピーしてエラーになるケースが非常に多く見られます。本ページでは設定の流れやトラブルシューティングの考え方を重視して記載していますので、具体的なコマンド構文は常に最新バージョンをご確認ください。